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無責任に言いたい放題します


by micky132
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怖い話し 6

友達から聞いた話し

そいつの実家は京都のとある田舎だった
そこの村には舗装された立派な県道が通っていたが
その村の人たちはその道を通らない
村道の狭い道を通って
毎日20分の時間をロスしているのだそうです

それには理由があるのです
詳しいことは知りませんが
それを人に話すと祟られるのだそうです

教えてくれたのはこんな話しです

江戸時代にある村娘が村の気ちがいの庄屋に拉致監禁され
その倉に押し込められ
拷問を受け
最後は倉の中で餓死した事件がありました
でも、当時の警察当局はいい加減であり
村の有力者の庄屋の一族は金で片をつけました
まるで中国か北朝鮮みたいですね

しかし5年後にどういうわけか
庄屋一族は全員死亡し
家は後継者を失い
荒れました
大きな庄屋の屋敷や田畑は幕末期には竹やぶとなり
隣村へ行く道となっていきました

たぶん・・・何かあったんでしょうね
田畑をそのまま朽ちらせるなんてよほどのことです
幕末期になるとその近辺はうっそうとした竹林となり
昼間でも薄気味悪く
ときどき、村人が
それもその村の人だけが
その道を通ったために行方不明になったそうです
不審に思ったお役人が竹林を調べたところ
ある一箇所に十数体の白骨死体が重なって見つかったとのこと
調べてみると
例の悪い庄屋の倉のあった場所とか

例の少女が殺された場所
その倉の下に埋められたと伝説では言われています

役人は、この場所は不吉だ
きっと何か祟りがあると判断し
隣村に通じる道を別に作りました
その後、そこには誰も立ち寄らなくなったのですが
戦後、県道が村の近くを通ることとなり
竹林となっていた、その場所が村に近く
一番適当ということになり
そこに県道がとおりました

しかし、どういうわけか
そこの村の人が
そのまっすぐな道で
不思議な死亡事故を何度も何度も起こすようになり
その場所があの竹林のところ
例の可愛そうな少女の眠る倉のあった場所
村人がたくさん死んでた場所
である・・・という噂さが広がり
それ以後、村人はその県道のその竹林跡には近寄らないようになったとか

友人の友達の木村君も
19の時に免許とって車買って
迷信とか信じなくて
この道をはじめて通って
京都市内に遊びに行こうとして
まっすぐな道なのに急に右にハンドル切って
竹林に突っ込んで
重症になったそうです

絶対、何かあるとのことです
by micky132 | 2004-08-17 18:03 | 怖い話し